被削材情報
ISO
P
被削材 - ベアリング鋼
ベアリング鋼には主に高い硬度/弾性/疲労耐性が必要とされます。これらの要件は、高炭素鋼によって充たされます。
化学成分
ベアリング鋼は、0.55-1.10%の炭素、最大0.03%までのマンガン/ケイ素/リン/硫黄、0.5-2.0%のクロムを含有します。残りの成分は鉄です。
化学特性がベアリング鋼の耐食性を左右します。また、鋼の化学特性もその物理特性(強度/硬度/靱性/脆性/延性/可鍛性などの物理的性質)に影響します。.
硬度
ベアリング鋼は非常に硬く、最小硬度は58HRc、曲げ強度は2400MPaで大きな応力や遠心力に耐えることができますが、耐食性は劣ります。
ベアリング鋼強度を増大する為、炭素が用いられます。この強度のおかげでベアリング鋼性の部品(=ベアリング)は圧力や負荷を受けても変形しません。
しかし、炭素含有量を増やすと延性及び溶接性が低下してしまいます。
また、ベアリング鋼は高い疲労強度と寿命を持つように構成されており、熱処理過程を均一に受ける必要があります。
この為には、合金に高い衝撃靱性を加える一定の粒子流及び粒子サイズを持つ密接構造でなければなりません。
物理特性
ベアリング鋼は磁性で、熱伝導に優れます。